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『SMA SHOWCASE 2014
~輝け!日本エスエムエー新人賞ケース~』
2014.5.28(wed)@渋谷WWW

今年で設立40周年を迎えた㈱ソニーミュージックアーティスツ(SMA)が、「これからの音楽シーンを担う人材をいち早く披露する場」として、5月28日(水)、渋谷WWWを舞台に「SMA SHOWCASE2014~輝け!!日本エスエムエー新人賞ケース~」と題したイベントを開催した。4月に武道館で開催したSMA40周年キックオフイベント「SMA AWARDS 2014 ~輝く!日本エスエムエー大賞~」に続き、第2弾にあたる今回は、姉妹ユニットのチャラン・ポ・ランタンを「特命☆1日店長」に、アイドルネッサンス/ Rei/田中美里/ワタナベマユ/サンドクロックと佐藤帆乃佳 と、ジャンルやスタイルの異なる5組のアーティストたちが参戦。それぞれ、独自の色を放つステージを披露した。

イベントは、「特命☆1日店長」を任されたチャラン・ポ・ランタンの司会から幕を開けた。「未来を担うSMA所属の新人達を、まだ世の中に知られてないダイヤの原石たちをいち早く紹介していく内容」と、2人がイベントの趣旨を緩~いトークで説明。「さっそく未来を担う輝かしい新人たちを紹介したいと思います」の声を合図に、ライブはスタートした。

各出演アーティストの登場前には、AMEMIYA、Base Ball Bear、フジファブリック、渡辺大知(from黒猫チェルシー)、住岡梨奈といった、SMA所属の先輩アーティスト達より、出場する若手アーティストたちを紹介するコメント映像が流れた。

さらに司会のチャラン・ポ・ランタンが、転換ごとにPUFFYや真心ブラザーズなど事務所の先輩アーティストたちのコスプレをしながら、ライブを終えたアーティストたちとトークを繰り広げてゆく、ちょっとシュールなMCコーナーも用意されていた。

アイドルネッサンス

トップを飾ったアイドルネッサンスは、アイドル戦国時代に向けSMAが本腰を入れて作りあげた、平均年齢14歳のアイドル・ユニット。彼女たちは現在、SMA所属アーティストたちの残した名曲をカバーする形でパフォーマンス中。この日が、正式メンバー7人になってからの初ステージ。

1曲目に歌ったBase Ball Bearの『17才』では、躍動的なロックナンバーを、疾走性そのままにダンサブルなポップロック・チューンにアレンジ。ユニット結成後から歌やダンスを始めた子たちばかりとは信じがたいほど、ハーモニーや振りの揃った躍動的なステージングを見せてくれた。

続いては村下孝蔵の『初恋』のカバー。平均年齢14才の初々しい歌声ながら、哀愁を感じさせるセンチメンタルな名曲に懸命に歌い上げた。

MCで語った、「SMAの一員として恥ずかしくない活動をしていきたいです」という言葉に彼女たちの前向きな決意を実感。

最後は、サンボマスターの『ミラクルをキミとおこしたいんです』をカバー。熱くパワフルなビートに合わせ、舞台上をめいっぱい使いパフォーマンス。歌が進むごとに、声に力や張りが漲り、拳を振り上げ唄い躍る彼女たちの動きに合わせ、観客も拳を振り上げ反応。7人の初ライブとは思えない観客とのコール&レスポンスだった。

活動を始めたばかりにも関わらず、すでに数多くのファンを獲得しているアイドルネッサンス。今後のアイドル界のみならず、J-POP界にも爽やかな新風を巻き起こしてくれそうだ。

アイドルネッサンス

Rei

4才からクラシックギターを習いだし、5才でブルーズに触れ、9才のときにはバンド活動を始めていた、ブルーズシンガー&ギタリストのRei。この日は、カホンのリズムを背に、時にはボトルネックを用いながら、アコギを片手に、ブルーズでソウルフルな歌と演奏を披露。その超絶なギター・テクニックもさることながら、21才には思えないソウルフルな歌声で、観客たちを圧倒していった。

ゆったりとしたカホンのリズムに乗せ、ブルージーなアコギの演奏が飛び出した。ボトルネックを弦の上に滑らせながら、思いきりブルーズしている『BOOM BOOM』を弾き語りだしたRei。

『my mama』でも、テクニカルなギタープレイと溜めを活かした歌声を魅力に、朗々と唄いあげていた。その本格派なプレイと、純朴な姿とのギャップに魅了された人たちも多かったに違いない。

最後に演奏したJohnny Winterの『Illustrated Woman』でも、超絶なフィンガリング・プレイを披露。疾走する演奏の上で、Reiは力強く唄いあげていった。

渋いナンバーをセレクトしては、唸るようなギターとフェイク交じりのソウルフルな歌声で表現。すでに玄人筋から絶賛されているように、その才能が、今後どう開花していくのかが楽しみだ。

rei

田中美里

「めざましテレビ」のイマドキガールとして活躍し、現在、ニコニコ生放送にて放送されている「ロック兄弟」のMCを務める田中美里。(たなかみり)。この日は、学校の友達6人をダンサーに引き連れ、登場。

躍動するビートと歌声。ザ・ビートモーターズ秋葉正志の手がけた青春ロックンロールしたフレッシュなラブソング『魔法の言葉』を、太く伸びのある歌声を魅力に、田中美里は場内に響かせていった。

氣志團の綾小路 翔の手がけたパーティ感満載な『オレ!オレ!俺ノミクス(仮)』は、思いきり明るく弾けたサンバ・ナンバー。そのリズムに触れているだけで、♪オレーオレー♪と一緒に声上げ歌いたくなっていた。明るい性格な田中美里のキャラクターにピッタリ?!の、アゲアゲ・ナンバーなのもポイントか?!

最後は、SMAの先輩方の曲たちをメドレー化した『SMA 40th女神クス』に合わせた創作ダンスを披露。次々と流れ出す、ユニコーンやすかんちなどSMA所属アーティストたちの楽曲に合わせ、友達のダンサーたちと一緒に、コミカル/ストーリー仕立てにしたダンス・パフォーマンスの数々を見せてくれた。

MCでも人を惹きつけていたように、そのマルチな才能こそ、田中美里の魅力や持ち味と言えようか。

田中美里

ワタナベマユ

高ぶる感情のままにギターを掻き鳴らし、ほとばしる想いを歌に熱くぶつけていったワタナベマユのステージ。この日は、ドラムとエレキギター&ヴォーカルという編成でライブを実施。

ゆったりとギターを響かせ幕を開けたステージ。朗々と声をはべらせてゆくワタナベマユの演奏と歌声に、ドラムがゆったりと音のグルーブを重ねていく。一転、荒々しいドラムのビートが唸ると同時に、彼女も力強く唄い出した。込み上がる感情へ導かれるがまま、どんどん熱を帯びていった『ゲリラ豪雨と街角』の演奏。

ライブシーンを彷彿させるパワフルな歌詞を、ソリッドなロックナンバーに乗せ唄いあげた『ミッドナイトに行かないと』。明るくドライブしてゆくギター・サウンドの上で、ちょっとフェミニンな声色混じりに晴れやかに唄った『ステレオラブ』まで。短い時間の中へ、彼女の中にある両極な感情を詰め込まれていた。

いずれもシンプルな演奏。だからこそ、ワタナベマユの歌が持つエモーショナルな魅力が際立って見えたステージングだった。

ワタナベマユ

サンドクロックと佐藤帆乃佳

繊細で温かい、ハートフルなポップスを届けている男性アコースティック・ユニットのサンドクロック。彼らは今回、ヴァイオリニストの佐藤帆乃佳を迎え入れ、この日だけのスペシャル編成で登場。

繊細で温かいライブは、サンドクロックの2人が奏でるアコギとエレピの演奏へ、佐藤帆乃佳の奏でるヴォイオリンの音色がゆったり重なり出すと同時にスタート。『ガラスケース』は、サンドクロックの2人の美しくも温かみを持ったハーモニーを魅力にした、上質でハートフルなポップ・ナンバー。弦楽の音色の上で、2人が歌声を掛け合い、重ねながら、哀切な物語を描き出していた。

高鳴りだした手拍子。ゆったりと跳ねる演奏の上で、『80歳になったら盆栽を極める』と唄いだした。タイトルはコミカルだが、そこに込めたのは、一生添い遂げたい愛しき恋の想い。触れた人の心に、スーッと染み込んでゆく歌なのが嬉しいじゃない。

最後は、サンドクロックの描き出す美しいハーモニーに絡み合う、たおやかな弦楽の調べに乗せ、しっとりとしたバラード・ナンバーの『1+1』を演奏。短い時間とはいえ、温もりを持った上質でアダルトなポップ・ナンバーを紡ぎながら、「唄に癒されるひととき」を味わえたステージだった。

サンドクロックと佐藤帆乃佳

チャラン・ポ・ランタン

ラストは、司会を担当していたチャラン・ポ・ランタンが、ゲストとして登場。昭和の歌謡曲と多彩な民族音楽をミックスした楽曲を次々と演奏。「植木等が日本酒でゴキゲンなら、うちらはワインでほろ酔いよ」とばかりに、酔っぱらった雰囲気も釀しつつ、酔いどれラップ交じりに弾け飛んだ、クレイジーキャッツの『スーダラ節』のカバー・バージョン。場末のアイリッシュ酒場で大騒ぎしてゆく雰囲気で会場中を包み込んだ『ムスタファ』。そして7/9にエイベックスよりリリースするメジャーデビューシングル「忘れかけてた物語」に収録される2曲を続けて披露(前述の「スーダラ節」も当作品に収録)。明るく軽快な曲調の中に同時に怪しさと毒々しさを内包した、チャランポワールドへの入り口にふさわしい表題曲と、もの悲しいワルツの演奏に、ズンッと心引き込まれたバラード『私の宇宙』で会場をチャランポ色に染めた。明るくファンキーに弾け飛んだ『Oppai Boogie』の頃には、場内をパーティ会場に様変えるほどの盛り上がりを、チャラン・ポ・ランタンは描き出していた。

チャラン・ポ・ランタン

セッション

最後に、チャラン・ポ・ランタンの演奏を軸に、この日出演した,Rei,田中美里、ワタナベマユ,サンドクロックと佐藤帆乃佳を招き入れてのセッションへ演奏。それぞれが、歌や演奏を通し自己アピールしながら、3時間に渡ったイベントを楽しく、華やかに締めくくっていった。

今宵のステージを見てもわかるように、幅広いスタイルを持った新人アーティストたちを抱えているSMA。その才能たちが、今後どんな場面で、どのように魅力を開花させてゆくのか。時代を先取る感覚で、この日の出演アーティストたちの"これからの動き"に、ぜひ注目していただきたい。

セッション

テキスト:長澤智典

アイドルルネッサンス
『17才』
『初恋』
『ミラクルをキミとおこしたいんです』
Rei
『BOOM BOOM』
『my mama』
『Illustrated Woman』
田中美里
『魔法の言葉』
『オレ!オレ!俺ノミクス(仮)』
『SMA 40th女神クス』
ワタナベマユ
『ゲリラ豪雨と街角』
『ミッドナイトに行かないと』
『ステレオラブ』
サンドクロックと佐藤帆乃佳
『ガラスケース』
『80歳になったら盆栽を極める』
『1+1』
チャラン・ポ・ランタン
『スーダラ節』
『ムスタファ』
『忘れかけてた物語』
『私の宇宙』
『Oppai Boogie』
-セッション-
「新人賞ケースのテーマ」

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